VPNルータの選択には以下の3点に注意してください。
プロトコルの選択
VPNルータにはそれぞれ対応するプロトコルがあります。
現在はセキュリティの観点からL 2 TP、IPsec、OpenVPNが理想的なので、ルータを選ぶ際には確認しておきましょう。
社内LANにVPNサーバを構築した場合
もしあなたがすでに会社のローカルエリアネットワークにVPNサーバを構築しているなら、VPN通VPNのルータを選択しましょう。基本的には、使用するプロトコルに合わせたVPN通VPNが必要です。
例えば、L 2 TPを使用する場合は、ルータの説明欄に「L 2 TPパス」と「L 2 TP対応」と書かれていることを必ず確認してください。
社内LANでVPNサーバを構築していない場合
会社のローカルエリアネットワークにVPNサーバが架設されていない場合は、VPNパスの他に「VPNサーバ機能」を備えたルータを選択する必要があります。
ルータの中にはVPNパスのみに対応しているものもあるので、商品説明や各種レビューを参考にして慎重に選びましょう。
セキュリティ機能
一般に、VPNルータは、会社のローカルエリアネットワークに直接接続できる「VPNゲートウェイ」という暗号化された通信経路を作成する機能を有する。しかし、VPNのセキュリティ脆弱性が攻撃されるリスクを常に考慮しなければなりません。
ファイアウォール機能を備えたルータもあるので、できるだけ安全性の高いルータを選ぶようにしましょう。
VPNルータの設定方法
VPNルータを設定して設定した内容は以下の3つです。
プロトコルの選択
ユーザー名とパスワードの設定
接続PCのIPアドレスを入力
L 2 TPやIPsecなど、使用するプロトコルを選択します。
次に、ルータのユーザー名とパスワードを設定し、操作したいPC(会社のデスクトップパソコンなど)のIPにリモートアクセスします。
各ルータの設定方法は異なりますので、説明書に従って各種設定を行ってください。